【百名山その35】鳳凰山 南アルプス初挑戦 も、...

ハマのタツノコ

2022年10月10日 13:39


2022年10月8日(土) 南アルプスの鳳凰三山へ登って来ました。

土~月の3連休を前に天気予報とにらめっこ。土日が確実に晴れならば、長兵衛小屋でテント泊しながら仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へ登ってみようと思っていたが天候はイマイチ。直前になって土曜日は晴れ間もありそうと予報が変わってきたので、日帰りで南アルプスに挑むことに。車でのアクセスのよい山梨側からアクセスできて、ぎりぎり日帰りできそうな山ということで鳳凰山に登ることに。

2:00 自宅をジムニーで出発。ヤマップで登山計画を作ると距離16㎞、上り2000m。丹沢のように整備された登山道なら、余裕で日帰りできると思われが、登山道の状況が分からないので、できるだけ早く登山を開始したい。

4:50 青木鉱泉の駐車場へ到着。

ここまでの最後の10㎞の山道が未舗装部分などもあり時間かかりました。暗闇のため駐車場の全容は分からないのですが、既に満車のように見える。一番手前のわずかなスペースにジムニーを止める。軽自動車はこういう時にも力を発揮します。

5:10 登山開始。
ドンドコ沢コースを進みます。


すぐに九十九折の急登が始まる。


沢沿のコースには滝が随所で見られます。
1か所目の滝。


2か所目の滝。


気持ちのよい樹林帯の中を登ります。


3か所めの滝。


4か所目の滝。


8:20 五色滝に到着。


さらに登っていくとオベリスクが見えてくる。標高が上がって木々の少し色づいてくる。


9:10 鳳凰山荘到着。

ここで少し休憩。

かなり体力を使ってしまった感じもあっため、ここから先はストックを使うことに。
そして登山再開して少し登ると、砂礫の道が出現し、その先にオベリスク。この砂礫登りはキツイ。。。ストックを出しておいてよかった。


オベリスクが間近に迫る。


10:15 地蔵岳登頂。


数名の方がオベリスクに挑んでましたが、もちろんパス。
観音岳を目指します。


稜線目指して少し登ったところから地蔵岳を振り返る。


紅葉した樹木。


稜線に出ると、北岳が見える。山頂には雲がかかっている。


観音岳を目指して稜線を歩きます。


雲がとれて北岳の山頂がかすかに見える。


もうすぐ観音岳。


11:40 観音岳登頂。


ガスがかかってきており、山頂からの展望なし。。。


山頂で昼食休憩をとって、薬師岳目指して登山再開。
薬師岳の方向もガスの中。


薬師岳への稜線。晴れていたらどんな景色が見えるのか?


12:25 薬師岳登頂。


薬師岳山頂にもいろいろな岩がありました。




そして、下山開始。

13:15 御座石到着。


その後、悲劇が。。。
順調の下山を続けて15:00少し前。YAMAPの予測であと1時間ちょっとで駐車場まで戻れる。できれば、下山後に明るいうちに未舗装路を通り抜けたいという思いと、下りも若干なだらかになってきたことから少しスピードアップをしようと若干重心を前のめりぎみに。その途端、木の根を踏んで左足が滑り、しかもその足が木の根の間にはさまる。そして、体は前に。。。足首を完全に捻ってしまいました。。。
しばらくその場にうずくまるも、なんとか立ち上がるとあらぬ方向を向いていた足先も元の方向に戻る。そして痛みはあるがあんとか歩ける。ということで、そこから足を引きづりながら下ることに。

17:00 駐車場まで戻って登山終了。


捻った足首はパンパンに腫れて内出血もひどい状況。しかし、非情(主観です。客観的にみれば当然の状況なんですが。。。)にも車のワイパーには駐車料金未納の張り紙。。。車は登山者用駐車場の端で青木鉱泉の受付まではかなりの距離があるのだが、もう1歩も歩けない。「どうしよう」と思案していると、登山中に何度か声をかけていただいた方が再び声をかけてくれる。事情を話して自分の分の料金も払ってきてもらいました。「ありがとうございます。助かりました!」

しかし、一難さってまた一難。そう私のジムニーはマニュアル車。左足でクラッチを踏まないとならない。捻挫直後は安静にして冷やすのが鉄則。それは分かっているが、この状況。。。痛み堪えて泣きながら車を運転しながら帰路につきました。。。

ということで、南アルプスデビューはほろ苦いものとなりました。まぁ、これをよい教訓に、ともかく、実力以上にスピードを出そうとしないと。

いずれにしろ、これでしばらくは山には行けないな。。。

#ヤマップに登山データと高画質の写真をアップしてます↓。
https://yamap.com/activities/20098807

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