Give it a go!

2020年10月24日　某大手アウトドア用品メーカーと山岳ガイドグループがコラボする登山技術実践講習会へ参加して裏妙義山を縦走してきました。

6:00　バイクで自宅を出発。集合時間は9時50分。グーグルさんによると2時間30分で到着とのことだったので、余裕をもっての出発のはずだったのだが。。。グーグルさんの言う通り、第三京浜で玉川まで行って、環状8号線に入ると。。。ところどころ渋滞していて、予定よりも30分余計にかかる。練馬から関越に乗っても渋滞は続く。。。「グーグルさん！ＧｏＴｏトラベルの効果甘く見てない？」

9:40　集合場所である旧国民宿舎裏妙義の駐車場に到着。ジャケットを仕舞ったり、靴を履き替えているうちに集合時刻。自己紹介などしているうちに出発時間とあわただしい。。。

　↑今回も、到着時には写真を撮る余裕がなく、帰る直前に写した写真です。到着時にはたくさんあった車がなくなってました。

10:00　登山開始。ガイド1名に講習生4名の5名のパーティ。基本的に団体行動は苦手な方なのだが、皆さんよい感じの方ばかりで一安心。丁須の頭までは上りが続く。団体行動なので、休憩時間以外には写真などとる時間はありませんでした。。。最初の休憩時間に撮った写真↓

　↑これから現れる困難を示唆するような岩盤。

籠沢コルの手前のルンゼで、ガイドの講習生がロープで連結。なんとかルンゼを登り、籠沢コルを通過。

12:10　丁須の頭の直下に到着。丁須の頭には登らず、ここで昼食休憩。この間に写した写真が以下。

　↑丁須の頭。手前に立っているのが今回のガイドさん。ここでもロープの先は私に繋がってます。。。


　↑ガイドが表妙義と指差した方向を写した写真。。。


　↑ガイドが赤岩と指さした方向を写した写真。。。


　↑浅間山はさすがに分かりました。

12：30　休憩を終え、三方境を目指す。縦走路まで鎖を下りて、丁須の頭を写したのが冒頭の写真。
しばらく歩くと、今日の核心部である、チムニー内を20m下る鎖場へ。ここをなんとかクリアすると、次は赤岩岩壁のトラバース。これもなんとかクリア。その後も、アップダウンを繰り返す。

　↑途中に丁須の頭がよく見える場所で撮影タイム。

14:15　三方境到着。この少し手前で連結されていたロープも解除され、この後は鎖場などはないということなので、ここからは練習のためストックを使用。今後、テン泊などもしてみたく、荷物が重くなった時に足への負担を和らげるためにストックは使いこなせるようになりたいと思っている。

16:00　旧国民宿舎の駐車場へ帰還。今回は、鎖場の連続に緊張したためか、体力だけでなく精神的にも疲れました。。。

ということで、難しめの山を登ってみたのですが、もちろんガイドとロープで結ばれているという安心感はあるものの、これまでにクライミングの講習などで学んだことを実践で試してみて、「岩場は結構いけるかも」みたいな感触は得ることができました。ただ、課題として見えてきたのはルートファインディングの難しさ。今回、若者の多い中で年配者ということでガイドのすぐ後ろを歩かせてもらう機会が多かったのですが、自分ではこっちだろと思った道とは違う方向へガイドが進むことが頻発。もし、単独で歩いていたら何度道に迷っていたことか。。。丹沢のような整備された道ばかり歩いていては身につかないなと思い知らされました。このあたりはやはり経験を積み重ねるしかないのか。
とにかく、修行を積んだのち、裏妙義山には、ソロで挑戦して、その時は丁須の頭にも登ってみようと決意しました。