2021年03月27日
【百名山その12】天城山 縦走
2021年3月26(金) 天城峠から天城縦走登山口まで、天城山を縦走してきました。
5日間の連続休暇をとって前半戦で伊豆山陵線歩道を縦走、休息日を2日挟んで後半戦どこへ行こうか考えていたのですが伊豆山陵線歩道の縦走があまりにも楽しかったので、その続きに挑戦してみることにしました。ついでに百名山にも挑戦できるというとても魅力的なプラン。
5:10 自宅を出発。8:15修善寺駅発のバスに乗るために、横浜市営地下鉄の始発で横浜へ。横浜からは沼津行の東海道線に乗り三島まで。三島で伊豆箱根鉄道へ乗り換え修善寺へ向かう。
8:10 修善寺駅到着。東海バスへ乗り換える。
9:00 前半戦の終点である天城峠バス停に到着。今回はここを始点にして天城山を縦走して天城高原を目指す。
登山スタート。
コケの生えたきれいな階段だが、勾配はきつく、いきなり息があがる。。。
9:20 旧天城トンネル。
9:30 天城峠。
まずは、八丁池を目指す。
八丁池までの道の最初は緩やかな上り下りが多く、道も整備されていて歩きやすい。
後半、少し歩きにくい石の上り道も。
11:00 八丁池のトイレが見えてくる。
トイレの前に展望台への道があり行ってみることに。
展望台からは八丁池が見える。
南東側には海が見える。先に展望台に登られていた方に聞くと見えているのは下田とのこと。
先へ進むと八丁池が近づいてくる。想像していたよりも大きい。
11:15 八丁池のほとりで昼食。
11:30 万三郎山へ向けて登山再開。しばらくは、歩きやすい道が続く。
だんだん上りがきつくなり、鎖場(ロープ場?)も。
13:00 小岳到着。
小岳を下ると片瀬峠。
ここから万三郎岳への上りが始まる。
13:25 万三郎岳登頂。山頂は狭く、眺望もあまりないので、標識の写真をとって万二郎岳へ向けて出発。
石楠立への上り。自分的にはここが核心ともいえる一番厳しい上りでした。
石楠立から見る万二郎岳。
石楠立を下ると馬の背からの眺望が開ける。
南側に再び海が見える。
北側にはゴルフ場。
万二郎岳への上り。
14:20 満二郎岳登頂。
万二郎岳から見る万三郎岳。
当初は、16:10分のバスを目指していたが、急げば一本前の15:15のバスに間に合いそう。先を急ぐ。
14:50 四辻。
15:00 天城縦走登山口バス停到着。
ということで、無事に登山も終了し、1本前のバスにも乗ることができました。
今回は荷物が軽かったといこともあって、自分としては結構速いペースで歩けたのではないかと思っています。これで延べ3日間かけて戸田峠から天城高原まであるいたのですが、見所も多く、とても楽しく歩くことができました。ただ、登りでペースが落ち標準CTを下回るようなケースもあり、このあたりに課題を感じています。さらに体力をつけて、またチャレンジしてみたいなと思ってます。
#ヤマップに登山データと高画質の写真をアップしてます↓。
https://yamap.com/activities/10388263
2021年03月25日
【テント泊縦走】戸田峠→天城峠(その2)
2021年3月22日(月)~23(火) 戸田峠から天城峠まで、伊豆山陵線歩道を縦走してきました。
初日は、戸田峠からスタートし、達磨山、棚場山、魂の山を経て宇久須峠まで縦走し、宇久須峠でテントを設営しました。
そして、2日目の2021年3月23日
5:00 起床。昨夜は風が強く、時折雨もテントをたたきつける状況で、その音で寝たり覚めたりを繰り返していたのだが10時間以上シュラフの中にいたので、寝不足といった感じはない。これまで、おにぎりとパンで食事は済ませていたため、バーナーやクッカー、やかんなどを使う機会がなかった。ということで、まずはお湯を沸かすことに。そして、コーヒーと粉末のスープ、それに結局簡単にパンで朝食。
6:00 テントの外が明るくなってきたので、外へ出てみる。テントの外側は雨に濡れており下の方には霜がついている。
宇久須峠に差し込む朝日。
朝日を受ける駿河湾
そして、朝日を受けるテント
7:20 テント撤収を終了し、縦走再開。
早風峠へ向かうトレイル。
考えてみると、昨日、達磨山山頂で家族連れを見かけた以来、まったく人と出くわしていない。魂の山から続く草原を独り占めしている感覚で気分は最高潮。大声を出したい気分。
何やら右手に動く気配を感じてハッとして見ると、自分の影。
7:35 風見峠到着。
8:10 仁科峠
仁科峠から展望台方向を写す。丘の上に見えるのがナベ石?
仁科峠展望台
展望台からの展望
9:15 猫越岳山頂の池
9:20 猫越岳山頂
すでに、眺望はなくなっており、低木の間をすり抜けるような道が続く。
時折、道側にハングした木があり、重いザックを担いで潜り抜けるのに一苦労。。。
風裏の場所なのか、巨木が点在する区間を越える。山の主のような木
その後はトラバースコースが続く。
10:50 つげ峠
平坦なトラバースコースが続き、このまま天城峠まで続いてくれればと願っていたが、突然の上り。
11:10 三蓋山
三蓋山を越えると、またトラバースコースが続く。急げば13:29のバスに乗れるかもしれないということで、ペースを上げる。
12:00 二本杉峠
そして12:55 最終目的地である天城峠に到着。
やった!バスにも間に合うか。と思ったのものの「バス停はどこ?」。とにかく天城峠を目指していたので、そこから先のことは考えていなかった。。。ほぼ1本道で標識も整備されていたので、ここまであまり地図を見ることがなかったのだが改めて地図を見るとバス停はまだ先のよう。だが、30分強あればまだ間に合う。ということで、あわてて先へ進むが、ここから迷走することに。。。まずは、天城山方向へ進んでしまい、道が上がっていることにを不審に思い、天城峠まで引き返し、改めて旧天城トンネル方向へ進む。
13:15 旧天城トンネル到着。
バス停まで300mの標識。あと14分あれば間に合う。ということで、車道をひたすら歩くもバス停の気配はない。。。ようやく間違えを認め、天城トンネルまで引き返して、バス停へ向かうトレイルを発見するも、すでに13:29を少し過ぎている。。。
13:40 旧天城トンネルから天城峠バス停への急坂をとぼとぼと下り、天城峠のバス停に到着、次のバスまで40分待つことになりました。。。
とういうわけで、伊豆山陵線歩道縦走の2日間は無事終了。なんとか、テントを担いで2日間歩き続けることができました。もう少し体力をつければ夏山であればもう少し高低差のある山でも縦走できるのではないかと少し自信ももつことができました。最後に道を間違えてしまったことは反省点で、やはり事前に細かな点まできちんと調べておくことの重要性と慌てている時こそ少し時間をかけて慎重に判断をした方がよいなと思いました。
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2021年03月24日
【テント泊縦走】戸田峠→天城峠(その1)
2021年3月22日(月)~23(火) 戸田峠から天城峠まで、伊豆山陵線歩道を縦走してきました。
連続の休暇がとれることになったので、何をするか考えていたのだが、せっかくの機会なのでテントをかついでの縦走登山に挑戦することに。ベースキャンプ型のテント泊は経験したことがあるが、テントを担いで歩き続ける縦走登山はこれまでやったことがない。まずはあまり難易度の高くない山ということで伊豆山陵線を選択しました。
2021年3月22日 6:00 自宅を出発。荷物は最低限に絞っても14kg。重い。。。これを担いで歩き続けられるのか。市営地下鉄で横浜へ出て東海道線で三島まで。三島で伊豆箱根鉄道に乗り換える。
9:00 修善寺到着。
ここで、東海バスに乗る。
10:00 戸田峠に到着。登山スタート。
よく整備された道を歩く。
右手には、戸田港が見える。
すると、登りが。。。
10:20 なんとか登り切って、小達磨山に到着。
「これで、小か。。。大達磨はどうなることか」と考えていると目の前に達磨山がそびえる。
10:50 やっとのこと達磨山到着。
淡島とその先の沼津市がよく見える。その左には富士山が見えるはずが。
頭とすそ野だけが見えている。でも、こころの目には富士山の姿がはっきりと見える。
南側にはこれから進む道がよく見える。
再び上り。
11:20 古稀山到着。
11:40 伽藍残
ここから土肥港が見える。
11:50 車道と歩道を交互に歩き、船原峠に到着。
ここからは、車道を歩くことはなくなったが、眺望のない道が続く。
13:30 棚場山到着。
14:10 南無妙峠
14:30 土肥峠
15:10 一日目の最後となる厳しい上りを気力で登り切って、魂の山到着。
再び駿河湾の展望が開ける。
伊豆半島の山々。
そして、本日の宿泊地、宇久須峠が見えてくる。
15:40 宇久須峠到着。
残った、最後の力を振り絞ってテントを設営。
宇久須峠からみる夕刻の駿河湾。
疲れました。。。もはや調理をする気力はなく、昼に残したおにぎりと翌朝用のパンを半分、あとは一本だけ持ってきたビールとスキットルに入れたウイスキーをストレートでワンショット飲んで寝てしまいました。。。
ということで、縦走一日目はなんとか無事に終えることができました。
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2021年03月07日
【百名山その11】木曽駒ヶ岳への挑戦
2021年3月6日(土) 中央アルプスの最高峰 木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳、2956m)に登ってきました。
ちょっと(かなり?)背伸びして中級クラスの雪山に挑戦してみたいということで、木曽駒ケ岳の週末の天気を気にしていたのですが、先週水曜日ぐらいからCだったテンクラ予報がBになり、そしてAに変わった。ということで、行ってみることに。
3:30 自宅を車で出発。電車では始発のロープウェイに間に合わないので車で行くことを選択。駐車場の状況などがよく分からないので1時間前の到着を目指す。
6:50 菅の台バスターミナルの駐車場に到着。
駐車場の埋まり具合はこの時点では1割程度。
ロープウエイ駅へ行くにはここからバスに乗る必要がある。ということで、荷物を置いてバスの順番を確保。
登山の準備をして、チケット売場に並ぶ。
無事始発のバスに乗ることができ、ロープウェイに乗り換え。
9:10 千畳敷駅(2646m)に到着。駅の外に出ると目の前に宝剣岳。
ここで、既にお腹が空いてしまい、お昼ご飯を半分食べることに。。。
9:30 アイゼンを着けて登山開始。今回は、ストックとピッケルの両方を準備して、まずはストックからスタート。
駅からいったんカール内を下ってから見上げる八丁坂。
最初はストックで八丁坂を登っていたが、だんだんと坂が急になりピッケルに変更。写真を撮る余裕なし。。。
10:40なんとか乗越浄土にたどり着く。
乗越浄土から千畳敷駅方面を写す。
宝剣山荘からこれから登る中岳を写す。
11:00 中岳登頂。
御岳山?
中岳から木曾駒ヶ岳を写す。
木曽駒ケ岳への登りにとりかかる。
だんだん登りのペースが落ちてくるが、後ろから富士山も励ましてくれる。
山頂らしきものが見えてくる。あと少し。
11:30 木曾駒ヶ岳登頂
雲の上に南アルプスの山々も見える。
北側はこんな感じ。
山頂は風は少ないが、休憩する場所もないので、頂上山荘あたりでお昼ご飯の残りを食べることにしてすぐに下山開始。
中岳山頂まで戻り、宝剣岳を写す。かっこいい。いつか冬季に登ってみたい。
乗越浄土まで戻る。ここからの下りが今回の核心部分。急斜面では山側を向いて慎重に下る。
八丁坂を下ると、カールの底は雲が入って幻想的な風景。
ここからの最後の登りが疲労した足にはきつい。。。
13:30 なんとか駅にたどり着きました。
ということで、木曽駒ケ岳への挑戦は、無事に終えることができました。天候に恵まれ、人気の山ということもあってトレースはばっちりついていて、なおかつ、自分はソロとはいえ、周りに人が多く、その方たちの登り方を参考にすることができたたためなんとか登ることができたという感じです。
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