2020年12月26日
【雪山登山】谷川岳 講習会
2020年12月23日(水) 某大手アウトドア用品メーカーと山岳ガイドグループがコラボする雪山登山技術実践講習会へ参加するため、谷川岳へ行ってきました。
来年のGW前後には、北アルプスへ挑戦してみたいなと考えており、そのためにはきちんとした雪山登山技術を身につけておいた方がよいだろうということで参加することにしました。
5:10 徒歩にて自宅を出発。週末にも大雪が降っているということで、ノーマルタイヤしか履いていない車で行くのは危険と判断。新幹線代はケチって普通電車で行こうということで最寄り駅の始発を目指す。
9:30 水上駅到着。
ホームから駅前を撮影。雪国感満載。
谷川ロープウエイ駅行のバス乗り場。
ここで、少し時間があったので、靴を履き替え、ハードシェルを着込む。
10:17 ロープウェイ駅到着。集合時間が10:20なので、電車やバスが遅れたらアウトだなとハラハラしていたが、1分の狂いもなく運行されており、あらためてその正確さに関心しました。
ロープウエイから天神平駅を撮影。
天神平到着。谷川岳は少し雲を被っている。
ここから、少し歩いたところで、アイゼンワーク、滑落停止、耐風姿勢などの講習を受けたのですが、写真撮影する余裕なし。多くの時間を滑落停止に割いて訓練をしたのだが、これに関しては本番で経験して覚えていくという訳にはいかないので、ここで繰り返し練習できてよかったなと思ってます。
訓練中に天候はさらに回復。
終了時には、谷川岳の雲もとれていました。
武尊山?
帰りのロープウェイの中から写した谷川岳が冒頭の写真となります。
ということで、今年のアウトドア活動はこれで終了となります。年が明けたら、雪があまり多くない山から少しづつ雪山登山に挑戦していきたいと思ってます。
2020年12月20日
【丹沢ハイク】鍋割山&塔ノ岳
2020年12月19日(土) 丹沢にある鍋割山(1272m)と塔ノ岳(1491m)へ登ってきました。
今回もヤマップの「丹沢ハイカー」バッジ獲得を目指してのチャレンジ。残す山は鍋割山と大山の2座なのだが、来年の初登りを大山に登って、そこで「丹沢ハイカー」コンプリートも同時に果たしたいという欲が出てきて、年内に鍋割山を潰しておくことに。あとやはり「丹沢ハイカー」を名乗るには、一度はあの悪名高い「大倉尾根」を経験しておかないとということで、塔ノ岳にも登って、下りで大倉尾根を経験してみることにしました。
4:30 寒い日が続いたのでバイクは使わず、車で自宅を出発。高速道路料金をケチって、246号で大倉登山口を目指す。
6:00 戸川公園駐車場着。8:00オープンは知っていたので、近くのコインパーキングを探してうろうろしていると、手書きの「駐車場 500円」の看板。ここに駐車することに。
6:10 ライトがなくても歩ける明るさになってきていることを確認して登山開始。
西山林道に入る。
しばらく行くと、丹沢の山を朝日が照らし始める。
計画ではこの分岐を左に行かなければならないのに、そのまま林道を直進し、引き返すことに。。。10分のロス。
沢まで下って橋を渡る。
その後は、登りが続く。
最初のピークである櫟山の標識。
#どっちに行くのか分からなかったので、ふみ跡の濃い左へ。
途中、相模湾の展望が開けてくる。
寄から来る尾根道と合流。ここが櫟山山頂?
櫟山山頂?から見る相模湾。
その後も道を間違えたようで、ふみ跡の薄いトラバース道に入り込む。
間違える人も少なくないようで、尾根道へ復帰するふみ跡もあって何とか復帰。快適な尾根道を歩く。
富士山も姿を現す。
鍋割山への急な登りが続く。
なんとか登り続けると、山荘が見えてくる。
9:45 山頂到着。
山頂からの望む富士山。
山頂からの望む相模湾。伊豆半島方向。
山頂からの望む相模湾。三浦半島方向。
9:10 山頂で昼食&休憩をとった後、塔ノ岳を目指す。
#塔ノ岳までは2.8Km
塔ノ岳が見えてくる。
11:10 塔ノ岳山頂到着。
ガスってしまい、富士山、相模湾の展望はなし。。。
蛭ヶ岳はよく見える。
11:15 写真を撮った後、下山を開始。
#大倉まで7km。
いやー、大倉尾根。下りでもキツイ。とにかく段差の大きい階段を下り続ける。。。
ようやく、見晴茶屋。展望も少し開ける。
13:20 駐車場に到着しました。
ということで、丹沢ハイカー7座のうちの6座をクリア。鍋割山は標高こそそれほど高くないものの、大倉(300m)との標高差があるため、想像していたよりは楽ではないという印象でした。大倉尾根は、下りでのスピードアップの練習をしようとストックを使わずに下山したのですが、結局、膝を痛める派目に。。。違和感程度のものですが、「長い下りはスピードを落としても、ストック使って膝の負担を和らげた方がよいのかな?」とちょっと反省しました。
さて、大山はいつ登ろうかな。
#ヤマップに登山データをアップしてます↓
https://yamap.com/activities/9120808
2020年12月13日
【丹沢ハイク】大室山 登山&ツーリング
2020年12月12日(土) 丹沢にある大室山(1587m)へ登ってきました。
ヤマップに登山データを公開すると、バッジ(もちろんバーチャルです)がもらえるのですが、その中に「丹沢ハイカー」というバッジがある。このバッチを手にするためには、丹沢にある7座に登る必要がある。丹沢の水で生活させてもらっている神奈川県民としてはなんとしても手に入れたいバッジ(だいぶ論理展開に飛躍があるが、自分的には納得)。既に塔ノ岳、丹沢山、檜洞丸、蛭ヶ岳をクリアしており、残すは大室山、鍋割山(1272m)、大山(1252m)。国道246号(かつての大山街道)沿いに住む神奈川県民にとって、大山は特別な山なので(全ての人にとってという訳ではないが、、、)、最後に登りたい。鍋割山は比較的簡単に登れるのではないかと予想しているため、先に大物をつぶしておこうということで大室山に挑戦することに。
6:00 バイクで自宅を出発。今回は、日帰りのため、山梨県側の加入道山登山口からアプローチしようとしているのだが、駐車場のキャパが大きくなさそうなのと、登山口が道志の道沿にあることから冬のツーリングも楽しんでしまえということで、久しぶりにバイクde登山をしてみることに。
8:20 ツーリングを兼ねているので下道を選択。246号線、16号線、412号線を経て道志の道へ。まだ、走る車も少ないので自分のペースでワインディングする道を楽しむことができました。そして、道志の湯の少し先にある駐車場(665m)に到着。
8:30 登山開始。
駐車場からすぐにある登山口。
しばらくは、植林された場所を登っていく。
水場近くの東屋。。
その後も、急な上りが続く。
振り返ると、雲を被った富士山。
尾根道に到着してほっとひと息。
目指す大室山が見えてくる。
10:10 最初のピークである加入道山(1418m)到着。
尾根伝いに大室山を目指す。
最後の登りか?
そして西の肩に到着。山頂はすぐ先。
11:15 大室山山頂到着。
山頂は眺望もよくなく休む場所もないので、西の肩まで戻って昼食休憩。
西の肩からの富士山。頭の雲がとれてきました。
丹沢の山々(南西方向)
14:00 下山し、無事の駐車場まで戻ることができました。
その後、山中湖まで行こうかと、バイクを走らせ道の駅どうしに立ち寄る。
ここで、名物の豆乳ソフトクリームを食べていたら、気が変わり、もう一度道志の道を走ってみたくなり、来た道を通って帰ることにしました。
ということで、丹沢ハイク5座目は無事終了。
年内に「丹沢ハイカー」バッジの獲得は難しいかもしれないが、なんとか冬のうちにはコンプリートさせたいと思ってます。
#ヤマップに登山データをアップしてます↓。
https://yamap.com/activities/9047692
2020年12月11日
【クライミング】湯河原幕岩 桃源郷

2020年12月9日(水) 休暇をとって、横浜にある登山クラブの講習会に参加して、湯河原幕岩でクライミングの練習をしてきました。
記事テーマは登山レポとなってますが、備忘禄的なブログです。写真はいっしょに参加した方が動画をとってくれており、そこからのキャプチャしたものもあります。
Eさん!!動画撮影、本当にありがとうございます!!!
8:30 電車で湯河原駅に到着。自宅からは2時間弱。こんな近くで、クライミングができるとは。
9:00 集合時間となり、クラブの方が車で迎えにきてくれて、10分ほどの湯河原幕山公園へ。今日登るのは、茅ヶ崎ロックと呼ばれるエリアにある桃源郷。公園の駐車場からは、梅園の中を歩いて10分ほどの場所。
クライミング経験は、講習会参加2回程度の初心者であることは伝えてあったので、グレード5.8の「やせがえる」からスタート。
ハーネスのつけ方から足の置き方などを改めて丁寧に指導してもらって、「やせがえる」をクリア。
続いては、5.10aの「アブラカタブラ」。インストラクターの方の指示どうりに、手・足を出してなんとか登ることができる。5.10を登ったのは初めて。だが、これで「登った」と言えるのかはちょっと疑問も残るが。。。

次は、同じく5.10aの「フック船長」。こちらは大苦戦。スラブ壁にシンクラックなどが入ってきて、それをカチでホールドする感じなのだが、力は入らない、足は滑る。。。結局、2回トライしたが、Give Up。

#これ以上、上に行けない。。。
気分を変えて、5.10a「サンセット」。こちら、最上部のスラブ部分で、右に回ってしまうと5.9とのこと。迷わず右に行きました。。。

#このまま真上に上らないといけないのだが、右に回ってしまう。。。
最後は、5.8「蟻さんルート」を気持ちよく登って終了となりました。
というわけで、課題が多すぎて何から手をつけてればよいのかという感じではあるが、当面はスラブでうまく重心をとり、きちんと足に乗れるようにならないといけないなと思いました。
この湯河原やちょっと先の城ケ崎などで、冬場もクライミングができるということなので、機会があればまた挑戦しようと思います。
2020年12月06日
【百名山その7】谷川岳 雪山初トライ
2020年12月5日(土) 谷川岳へ行ってきました。
天神平スキー場は雪不足でオープンが延期されたまま。ロープウエイ駐車場までの道も積雪なし。天気予報も悪くないといことで、百名山チャレンジと雪山の練習を兼ねて谷川岳へ行くことにしました。
4:30 車で横浜の自宅を出発。スキー場がオープンしていないので、駐車場が混むことはないだろうということで、ロープウエイが運航される8:30までに到着すればよいのではということで前泊はせずに、朝出ることに。
7:00 渋川伊香保ICを通過したあたりから雪がぱらついてくる。一応チェーンは積んでいるが、ノーマルタイヤなので不安がよぎる。水上ICで下りて、一般道でロープウェイ駅を目指す。まだ、雪は降っている。ロープウエイ駅まであと5㎞というところで、路面に薄い雪が。。。4駆にして、慎重に運転する。
8:00 無事ロープウエイ駅に到着。指定された駐車場は3Fでガラガラ。余裕でエレベータ近くに止めることができました。車で登山のを準備して、6Fのチケット売り場へ↓
積雪20㎝、降雪10㎝とあるがその情報をどう登山に生かすのか分からない。。。とにかく行くだけ。
8:30 定刻どおりロープウエイが動き出す。
8:45 天神平到着。
スキー場がまだオープンしていないというから、まだ、土むき出しの斜面を想像していたが、「雪十分あるじゃない。」といった印象。雪山の練習ではなく、本格的な雪山挑戦になってしまうのではないかという予感。。。
ギアの選択に入る。雪山用に準備したのは、チェーンスパイク、12爪アイゼン、スノーバスケットをつけたポール、ピッケル。周りの人を観察していると、足回りはアイゼン7割、チェーンスパイク3割。手には、ポール5割、何ももたないが5割といった感じ。
自分としてはチェーンスパイクとポールを選択。もともと、今日はチェーンスパイクの練習をしたいと思っていたため。途中で、進めなくなったらアイゼンに変えればよいし。
9:00 登山開始。
先行する人のトレースを歩く。
9:50 避難小屋
避難小屋からの道は上りがきつくなってくるが、チェーンスパイクでも特に問題なく登ることができる。標高をあげてくると、視界が開けてくる。
オジカ沢ノ頭?
振り返ると眼下に雲海が広がる。
ここから、風が強くなってきて写真を撮る余裕がなくなる。とにかく、前の人について前進。
11:25 肩の小屋到着。
オジカ沢ノ頭?方向を眺めながら、15分の昼食&休憩。
11:45 トマの耳到着
風が弱まって来ていたので、オキの耳を目指すことに。
12:00 オキの耳到着
東側
北側、一ノ倉岳方向
南側 トマの耳。いやーーー、この景色には感動しました。
12:20 休憩後、下山を開始。
帰りは風も止んで、写真を撮る余裕ができる。
肩の小屋でエビのシップが付いた標識を撮影。
振り返ると、谷川ブルーの空。
下りは、雪が柔らかくなっていて、チェーンスパイクではグリップできないことが多くなる。アイゼンに変えようか迷ったが、チェーンスパイクの限界を知っておきたいという思いもあり、行けるところまではいくことに。
14:15 天神平駅に到着。結局、2回ほど転びましたが、チェーンスパイクで歩き切りました。
今回は、雪山練習のつもりが、無謀な雪山トライ(自分的には)になってしまいました。それでも、天候に恵まれたおかげで無事に終了することができました。ただ、条件がよかったにも関わらず、体力的には非常にきつく、雪山挑戦するにはもっと体力が必要なことを痛感しました。加えて、悪天候、低気温、避難小屋が埋まるほどの雪量、もっと急な斜面などを想定すると、技術的にも学ばなければならないことが多いと感じました。今後、雪山講習会などにも何回か参加する予定なので、そのあたりの課題意識をもって、学んできたいと思います。
#ヤマップに登山データをアップしてます↓。
https://yamap.com/activities/8963387