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Posted by naturum at

2022年01月09日

【百名山その22】蓼科山 &ジムニー車中泊


2022年1月8日(土) 蓼科山へ登ってきました。

昨年末、ジムニーの納車1カ月点検を終えた後、タイヤを冬用に交換するために近所のタイヤ館へ。冬タイヤは納車が決まった時に発注していたので既に店に届いていたのだが、夏タイヤですら運転がおぼつかない中なかなか交換する決意ができずにいました。。。
せっかく冬タイヤ履いたので、年が明けて新年最初の登山はジムニーと雪山に行くことに。「さて、どこに行こう?できれば百名山に挑戦したいな。でも、雪山登山も初心者クラスで雪道を車で走るのは学生時代(30年以上前か。。。)以来という私を受け入れてくれる百名山はあるのか?」ということで選んだのは蓼科山。雪山としての難易度は高くなく、かつ、登山口がビーナスライン沿いにあって、道は悪くはなさそう。
が、問題は駐車場だな。蓼科山は冬でも人気の山。駐車場は朝から満杯という噂も聞く。「駐車場所確保のため前日に到着して車中泊するか。今後のことを考えると冬の車中泊の経験値を上げておく必要もあるしな。」で、車中泊を決意。

2022年1月7日(金)
19:00 テレワークを終えてジムニーで自宅を出発。年末年始は家族での移動が多かったのでエクストレイルを運転することが多かった。なので、久しぶりのジムニーの運転。しかも、履いたばかりの冬タイヤ。不安の中、青葉ICから高速道路へ。冬タイヤのせいなのか、ジムニーがそういうものなのか若干ハンドルへの反応が遅く感じられたため、あまりスピードは出さずに左車線を安全運転して、諏訪南ICへ。
さて、いよいよ雪道かと少し期待もしていたが、エコーラインには雪はなく、普通に走行。ビーナスラインに入り、少し走るとようやく雪道。ついに今日の核心部。ということで、ジムニーで初めて4WDを使ってみる。タイヤのおかげなのか、多少の雪や路面凍結であればほぼ普通の道と同じように運転ができました。

23:00 すずらん峠園地駐車場に無事到着。停まっている車は1台だけでした。車の温度計で外気温はマイナス10度。夕食は家で済ませたし、八ヶ岳SAでトイレも済ませた。ということで、ジムニーからは外には出ずに車中泊準備。助手席を倒してマットを敷いて、寝袋を広げる。寝袋はモンベルのダウンハガー800の#2と#5をもってきているが、とりあえず#2だけで寝てみることに。服装は雪山用のインナーとミドルウエアにモンベルのスペリオダウンの上下を着込む。火は使ってないが、自分の吐気による2酸化炭素中毒が心配なので、運転席の窓は若干開けておく。さて、どうなることか。

2022年1月8日(土)
6:00 起床。温度計を見ると車内の温度はマイナス10度。熟睡できたかというとそうでもない。。。ダウンウエアを着込んで、ダウンハガー800#2に入っていればマイナス10度でも寒いということはない。熟睡できなかった理由は次々と駐車場に入ってくる車のせいか。駐車場には雪が積もっていて、凍っている。その上を車が走るとものすごい音がする。入口近くに車を止めて、かつ少し窓を開けていたためその音で寝入りを襲われ続けてしまった。。。
さて、寝袋から出なければ。しかし、寝袋の外は寒い。。。隣で車中泊をされていた方がエンジンをかけたので、それにならってエンジンをかけて暖房を入れる。外の温度はマイナス13度。車の中が少しあったまったので、トイレへ行くことを決意。トイレに行ってから朝食を取ることに。コンビニで買っておいたおにぎりは、がちがちではないものの凍っている。水筒の水も1/3程度凍っていたが、何とか飲むことができました(保温ボトルに入れたお湯ももってきているのですが、登山用に確保)。

7:00 車の中でできる準備は行い、外に出る。


朝の駐車場。6:00ごろにはほぼ満車でした。


周りの方の装備を確認すると、12本爪のアイゼンとストックという組み合わせの方が多い。自分もそうすることに。アイゼンをつけようとするが、靴とサイズが合わない。前回、奥穂高岳で使った時は3シーズン用の靴で登ったのでそれに合わせてアイゼンが調整してあった。今回は冬用の靴で少しサイズが大きい。アイゼンの調整に手間取っている間に、周りの方は次々と出発していく。トレースをつけてくれていると思うとあせりはない。

7:20 登山開始。登山口を指す看板に従ってビーナスラインを少し戻る。


蓼科山登山口バス停から、いよいよ雪山に入る。


人気の山でトレースはばっちり。雪も締まっていて、アイゼンがよくかかる。


樹林帯の中に朝日が差し込んでくる。


登りに入ると、先行する方の姿も。


高度を上げてくると展望が広がる。


あれが目指す蓼科山か?


しばらく、平坦な道が続く。


そして、延々と登りが続く。久しぶりのアイゼンが重い。疲れる。スピードが出ない。。。


森林限界が近づいてくる。開けていたベンチレーターを閉めて、呼吸を調えてアタック開始。


森林限界を超えると、ガレ場。風が吹きつけてくる。視界は良好。


蓼科ブルーの空を見ながらトラバース。


山頂らしきものが見えてくる。


9:50 蓼科山登頂。


蓼科山からの風景。360度絶景でした。






10:20 下山開始。


昼の日差しを受ける樹林帯。


そして雪原。


ビーナスライン沿いの女乃神茶屋が見えてくる。


12:20 ジムニーが待つ駐車場へ戻って、登山終了。

登山中は、お昼を食べる場所がなかったので、ジムニーの中で昼食を取ってから、帰路につきました。

自宅に帰って、今日活躍してくれたタイヤを撮影。

タイヤはブリジストンのブリザックDM-V3、ホイールはタイヤ館おすすめのもの(KAZERA K301)にしたのですが、色が気に入ってます。あと、マッドフラップもよい仕事をしてくれたみたいで、帰りは溶けかかった茶色の雪の中を走ったのですが、ボディにほとんど汚れは付きませんでした。

ということで、久しぶりの雪山を堪能し、雪道走行、冬の車中泊とよい経験をすることができました。来週もどこかの雪山に行けたらよいな。

#ヤマップに登山データと高画質の写真をアップしてます↓。
https://yamap.com/activities/15120353
  


Posted by ハマのタツノコ at 09:04Comments(0)百名山チャレンジ